徒然防備録(エロゲ、アニメ評価感想その他諸々)

更新は超不定期です。書きたくなった時にふと書いてます。参考になれば幸いです、なんて言ってる人は信用してはいけません。参考になれば幸いです。

「川柳少女」最終評価【06/23最終更新】


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(追記:全12話)

この作品は15分アニメです。

川柳少女』は、作者:五十嵐正邦さんの作品です。『週刊少年マガジン』において、2016年47号から連載中です。話数は原作同様にアニメでも「第○句」という表記になっています。マガジンでは基本的に4コマ漫画形式で描かれていて、各話の最後は大ゴマを使った絵で締められているそうです。原作未読なのですが、アニメを見てみるとまあ確かに4コマ漫画形式という感じがしますね。これについては詳しく後述します。

 

 

 

ではまずはWikipedia様のこのアニメの概要とPVを貼っておきます。そして声優の名前も記載しておきます。と思いましたがWikipedia様にちょうど良い感じの概要が無かったので今回は公式サイトから持ってきました。

 

【概要】

言いたいことは五七五の川柳で伝える女の子・雪白七々子と、見た目は怖いけど心優しい文芸部の毒島エイジ。

たった17音で紡がれる二人の日常は、いつだって幸せいっぱい!

 

 

【PV】

https://youtu.be/wKWpnz8GiCg

 

 

【声優】

雪白 七々子(ゆきしろ ななこ): 花澤香菜

毒島 エイジ(ぶすじま エイジ): 畠中祐

片桐 アマネ(かたぎり アマネ): 矢作紗友里

大月 琴(おおつき こと): 逢田梨香子

矢工部 キノ(やこべ キノ): 久野美咲

花買 タオ(はなかい タオ): 上坂すみれ

※随時追加します。

 

 

 

次に、この作品にふさわしい表現をまとめてみます。良ければ参考にしてください。

  • 花澤香菜
  • 豪華な声優陣
  • 日常系
  • ちょいちょいラブコメ
  • 川柳
  • 平凡
  • 15分アニメ

 

いつもは太字のところだけ読んでもらえば結構なのですが今回は出来ればこのあと書いていることについても読んでもらいたいです。

 

この作品ですが、まさにタイトル通りで花澤香菜さん演じる雪代七々子は全て完全に川柳でしか喋りません。個人的な意見ですが川柳少女というタイトルを初めに聞いた時の印象として、話の締め、或いは重要なシーンで川柳を使うみたいな感じだと思ってたんですよね。そしていざ視聴してみるとまさかの全て川柳、、、。はっきり言ってこれはあまりにもしつこすぎます。恐らく4コマ形式だった時にはテンポよく感じたのだと思うのですがそれを繋げて15分という枠にしてしまったことが原因なのかな、とか思っています。まあ今時は個性がないとなかなか連載までが厳しいというのはあるのかもしれませんが、しかし果たして川柳という要素は必要なのか?川柳という要素が作品を面白くする、或いはキャラの魅力を引きたてることが出来るのか?(私としては)そんなことは1ミリもありません。皆無です。むしろマイナスだと言えます。やや否定的な評価が立て続けになって申し訳ないですが、作品としての個性が特にある訳でもないので尚更ここが気になって仕方ありません。そもそもアニメに求めるべきではないという意見もあると思いますが、これはあまりにも現実的ではないです。そもそもこの七々子ですがどうして川柳でしかコミュニケーションが取れないかご存知でしょうか。ネタバレになるので一応書かないことにしますが、理由がちょっとヤバいです。リアルにいたら普通に生活を送れているのか不安です。そして周りのモブキャラ達も川柳で喋ることについて何も言わない。普通に会話してるんですよ。これ言うなればドラえもんが街を普通に歩いてるのに誰も何も驚かないのと同じことですよ。暗黙の了解というかなんというか…まあ良いですが…。

というわけで

『全て川柳で話す人がいても気にならない』

花澤香菜さんが好き!』

『ゆるいアニメが見たい』

『可愛い女の子を眺めていたい』

『好きな声優さんがいる!』

こう言った方にはオススメです。

私は花澤香菜さんというより矢作紗友里さんが好きなので辛うじて見ていますが、好きな声優さんがいなかったらまず100%見ていないと思います。ラブコメとして見ようとしても、誰かしらキャラを好きになろうとしてもいちいち川柳が気になって気になってどうしようもないです。個人的には全くオススメしません。

 

皆様のお役に少しでもたてば幸いです。
また質問等ありましたらお気軽にどうぞ。
今回は少々辛口になったかもしれませんが、それではまた次の記事でお会いしましょう。